5月31日 Angelsリポート 大谷翔平選手に13号!先発アンダーソンは6失点KO…。

ウォードが久しぶりに初回先頭打者ホームランをかっ飛ばして、4回には大谷翔平選手にも第13号HRが!ここのところ少し苦しんでいた二人に復調の兆しが見え、序盤から勢いの良かった今日のエンゼルス。

…でしたが、先発アンダーソンが直後の4回に崩れ、結局6失点で降板。代わったシルセスもHRを被弾してしまい、3-7での敗戦となってしまいました。

本日の記事では、残念ながら連勝とはならなかった試合から、試合後のコメント翻訳紹介も含めたアンダーソンの特集と、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)です。そして、最後には次戦の先発投手と注目ポイントもお知らせします。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!

目次

先発したアンダーソン特集(試合後コメント翻訳&成績紹介)

今日も先頭からの四球に加えて、ボール、ボール、ボールとカウントをしょっちゅう悪くしてしまったアンダーソン。開幕から2ヶ月経つんだから、そろそろピリッとしてくれよ…というのが、全エンゼルスファンの叫びだと思うのですが、アンダーソン本人の感覚はどうやら残っている成績とは違うみたいです。

まずは以下で、Jeff Fletcher記者の記事より、アンダーソンの試合後のコメント部分のみ引用して、以下でご紹介したいと思います。

-今日の投球について

『正直、馬鹿らしく聞こえると思うけど、今日のリリースや、制球、ボールの変化等については、今季の中でも良い方だったと思う。2つの失投がなければ、違う試合になっていたと思うし、今頃ハイタッチをしていたはず。』

-ボーンに打たれた走者一掃のタイムリーについて

『アグレッシブな打者だと分かっていて、おそらく振ってくるだろうと。チェンジアップを投げたんだけど、ほんの少し高かったので、良いスイングをされてしまった。狙っていたんだろうね。』

-自身の調子について

『今年の中でも、ボールの質・制球・質の良いストライクを投げていくことなどについては、かなり良い状態に感じている。それを基本にしていければ、大丈夫です。』

とのことでした。KKもアンダーソンに倣って「正直に」書くと、アンダーソンの試合後コメントはかなりの数翻訳してきましたが、毎回似たような事ばかり言っている気がします。(怒)

例えば4月22日(現地)のロイヤルズ戦の後には、今日と同じ6失点にも関わらず、今シーズン唯一の無四球登板だったことに触れて、『馬鹿らしくも聞こえると思うけど、自分としては、直近2試合よりは良い調子だった。直近2試合では、甘いボールを投げたり、四球を出したりしていたから。』と振り返っていました。

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冷静に振り返ってくれる分には良いのですが、ここまで来るともう、言い訳がましいように聞こえてきてしまうのが正直なところ。好投が多い中で、1試合や2試合の不調なら、全然納得しますが…。プロなので、やはり結果で、(KKも含めた)ファンやメディアを黙らせてもらうしかありません。

せっかくなのでもう少し厳しいことを書くと、アンダーソンの今季の年俸13億円(分かりやすくするために、1ドル100円で計算)は、二刀流の大谷翔平選手を除けば、チームの投手陣でNo.1の額です。

プロ年数が違うので比較するのがフェアではないですが、サンドバル(2億7500万円)の約4.7倍の年俸で、デトマーズに至ってはルーキー契約の7400万円なので、約17.5倍ということに。

年俸の額でどうこう言うのは個人的にすごく嫌いなのですが、さすがに、それだけの額を払って取ってきた注目のFA先発投手というだけに、考えずにはいられませんでした。

ここまで10試合で防御率5.47、WHIP1.59、6回と3分の1以上投げたのはたった1回だけ(7回投げ切ったのは0)という成績は、かなり残念と言わざるを得ないので、本当に次回こそは、投球内容で我々を黙らせて欲しいです。

アンダーソンに、「あの時はあんな事書いて、ごめんね」と言える日が来ることを、本当に、願っています。(サイスとウォラックには今月1000回くらい心の中で謝りました(笑)。)

(本章では、アンダーソンの試合後コメントを、Jeff Fletcher記者の記事より、コメント部分のみ引用しました。英語版の記事もぜひ、読んでみてくださいね!・Jeff Fletcher記者『Tyler Anderson falls apart quickly in Angels’ loss to White Sox』Orange County Register)

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ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)

さて、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。せっかく昨日良い形で勝って、今日も序盤から良い形だっただけに、アンダーソンの乱調はかなり痛かったですよね。

やはり本日の会見ではそのアンダーソンについて、質問が飛んでいました。また、大谷翔平選手のパワーについての回答はなかなかオシャレだったので、その辺りは楽しんでいただきつつ、以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。

(会見の内容はこちらのツイートより引用しています)

-ドゥルーリーの腕は大丈夫でしょうか?

『うん、そう思うよ。骨の部分に当たったわけではないから。でも、大事をとってチェックをね。』

-アンダーソンは制球が問題でしょうか?

『おそらくそうだと思う。何球か高かったし、カウントがかなり悪かった。彼のボールの質を考えると、ストライク先行で、相手にバランスを取らせないような投球が理想だからね。ボーンに満塁で1球が痛かった。低めに投げようとしたのに、浮いてしまっていた。』

-アンダーソンはよく4回でつまずいていますね?

『4回は基本的に、中軸打者たちの2巡目だしね…。今日はやはり、ボールが高かった。ここのところ良い投球が続いていたし、今日は良くなかったというだけだと思う。』

-シルセスについて

『制球より、球速が少し下がっていたのが気になった。何が起きているのか探るよ。2イニング投げ切ってくれたし、ボールもOKだった。HRはスライダーが浮いただけだね。』

-大谷翔平選手のパワーについてどうでしょうか?

『あれよりも深いところに飛ばしていたことが、過去にあったよ(笑)。あれが彼のプレー。このアンサーがベストだと思うな。』

-大谷翔平選手は、スランプを脱するために何か変えたんでしょうか?

『No。彼も人間だから。こういう事だってある。最近もピッチングの方はもちろん良かったし。打つ方ではいくつか捉え損ないがあったけど、そういうものだ。今日は1本出て良かったよ。』

おすすめコーナー2

次戦の先発ピッチャー&注目ポイント

本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

明日のエンゼルスの先発投手は、ハイメ・バリア投手です!
前回のレッドソックス戦では、今シーズン初先発で5回2安打無失点、6奪三振というアンビリーバブルな投球を見せてくれたことが記憶に新しいですよね。

ムーアの負傷を受けて、先日27日のマーリンズ戦では延長戦で急遽リリーフで行ってもらう形になってしまいしたが、球数的には15球と、ちょうど良い調整になったかもしれません。あの日は4点こそ取られてしまいましたが、モニアックとサイスのミスによる失点だったので、やはり調子自体はかなり良さそうです。

ここまで、さまざまな場面でリリーフでも登板してきて、12試合で防御率1.55、WHIP0.93という素晴らしい成績を残してきてくれているバリアに、明日も好投を期待しています!

そして、対するホワイトソックスの先発は、ランス・リン投手。36歳の大大大ベテランですね!特徴的なお髭や投球スタイルなど、どこかで見て彼のことを覚えておられる方も多いと思います。

キャリア通算で320試合に登板し、127勝89敗、防御率3.60。1768.2イニングを投げて、1787個の奪三振を奪っている、まさに名選手です。が、今シーズンは防御率5.83、WHIP1.45とかなり苦しんでおり、本人も自身のパフォーマンスに納得していない事を、メディアに話しているそうです。

エンゼルスとしては、ベテランの投球術にやられるわけにはいきませんので、明日も早い段階でHRや長打を打って、こちらのペースに持ち込みたいですね!リードを奪えば、またベン・ジョイスが見られるかもしれませんし、楽しみにしておきましょう!KK

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