4月20日 Angelsリポート 好ゲームも、接戦を落とす…。

大谷翔平選手による、2試合連続の先制HR!…かに思えた打球でしたが、これをヤンキースのジャッジがスーパーキャッチ。直後には、そのジャッジに先制HRを許してしまう、悔しいスタートとなってしまった今日の試合。

ヤンキースに点差を離されることなく食らいつき、なんとか追いついて延長戦まで持ち込んだエンゼルスでしたが、延長に入ってタイブレークのルールを上手く活かすことができず、2-3でサヨナラ負けを喫してしまいました…。

本日の記事では、そんな試合から、今日のベストプレー紹介に加えて、トラウトとキャニングの試合後コメント翻訳紹介/監督会見コメントの翻訳紹介。そして、最後には次戦の先発投手と注目ポイントもお知らせします!1番最後には、今日の試合を見て、個人的に思ったことも書いています。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!

目次

今日のべストプレー

今日のベストプレーは、8回の表の攻撃から、アーシェラによる、同点に追いつく貴重なタイムリーヒットです!

今日のエンゼルスは、なんとこのアーシェラの打席まで、得点圏で10打数の0安打でした。得点もウォードのショートゴロの間に取った1点のみ。かなり苦しい展開の中で、この、8回2アウトで6番のアーシェラという場面でした。

先日の記事のベストプレーのコーナーでアーシェラを取り上げた際も同じように書きましたが、昨年までのエンゼルスならこういう場面で点が取れないどころか、続くのが7・8・9の下位打線なので、9回にウォード+トラウタニに回らなかった可能性が非常に高い展開。そういう風に思い返すと、やはりこのアーシェラの加入の重みが伝わるのではないでしょうか?

低めのどう見てもボールの球を、上手く弾き返して、さすがのジャッジにも捕れない場所に落とす。この技術が本当に素晴らしいです!

今日も、打撃だけでなく、守備でも良いところをたくさん見せてくれたアーシェラ。元ヤンキースなので、ヤンキースのブーン監督は誰よりもアーシェラの良い所を知ってるはずだし、それだけに活躍する姿を見ると誇らしくもあり悔しかったのではないかなぁと思います。(ちなみにネビン監督も同じ頃に、ブーン監督のもとで3塁コーチをされていました。)

アーシェラには、明日のゲームでも活躍して、ヤンキースに手放さなければ良かった、と思わせてシリーズを終えてほしいですね!

【おすすめコーナー】

ヤンキース戦が始まった昨日から、Twitterでは、『大谷翔平』が刺繍されたユニフォームがヤンキースのチームストアでも販売されているのが話題でしたね!

任せてください!全く同じものがAmazonから購入できるのを見つけてきました!(ちなみに、販売をされているセレクション・インターナショナルは長い間輸入販売を手掛けられているストアで、KKも何度もアメフトグッズ等購入しています。)
詳細なサイズや、ユニフォーム前面の画像なども商品ページで見られますので、ぜひチェックしてみてくださいね〜!

トラウトとキャニングの試合後コメント翻訳&成績紹介

9回の表、2死1,2塁でフルカウントという場面で、厳しいハーフスイングの判定。トラウトには、悔しい三振となってしまいました。今日のトラウトは5打数2安打でしたが、ここ一番で1本が出ず…。彼は試合後、以下のように語ったそうです。

訳:トラウト『振ったとは思わなかった。タフだよ。大きな場面だったから。』

また、Jeff Fletcher記者の記事によると、トラウトは以下のようにも語ったそうでした。

トラウト
『簡単に見逃せているはずのボールだった。そもそも打ちに行くべきだったし、自分の責任だよ。』

『今日はたくさんの得点圏のチャンスがあった。自分も含めてね。時には、試合がそんな風に進むこともある。明日しっかり勝って、シリーズに勝つことが大事だよ。』

とのことでした。トラウトが言う通り、162試合もあればそんな風にチャンスで1本でない日もありますよね。明日どんな風にやり返せるのかが大事になると気付かされるコメントでした。

また、先発して好投したキャニングのコメントも紹介します。

キャニング
『毎イニングごとに、上手く調整していけたと思います。正直、あの1球を除けば、とても良いボールが投げれていたと思います。試合の後半に行くにつれてスライダーが決まっていったし、そこは次回以降の登板に向けてとても良かったかな、と思います。』

キャニングの成績としては、5回と3分の1を投げて、被安打4、奪三振4、四球3。失点はジャッジに打たれたHRの2点だけでした。

今日の試合も踏まえると、キャニングが先発5番手、スアレスが6番手/日程次第でロングリリーフ、となる確率が相当高くなったと思います。2試合ともきっちりと5回を投げ切って、試合を作ってくれていますしね。とはいえ、怪我から復帰してまだたったの2試合。これからどんどん調子を上げてくれることを期待したいです。

(本日の記事では、トラウトとキャニングの試合後コメントを、Jeff Fletcher記者の記事より、コメント部分のみ引用しました。また、以下のネビン監督のコメントの一部も同様です。英語版の記事もぜひ、読んでみてくださいね!)
(・Jeff Fletcher記者『Angels drop 10-inning game to Yankees』Orange County Register)

ネビン監督の試合後会見翻訳紹介

さて、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。今日は、9回にハーフスイングの判定を巡って熱く抗議し、退場になられたので、さすがに少し不機嫌そうな感じではありました。
ただ、しっかりとコメント自体は残してくださいましたので、今日の試合をどのように振り返られたのか、以下、本日もぜひ会見の様子に目を通してみてください。

-トラウトのハーフスイングの判定について

『振ったとは思わなかった。横から見ていてね。審判にとってもタフな判定だよ。レンドンを迎える大きな場面だったし、ホルムスもストライクが入っていなかったから。レンドンもボール球は振らない打者だしね。選手を守るのが自分の役割だし、特にトラウトだったからね。』

-得点圏で1本がなかなか出ませんでした

『こう言わせてほしい。今日はとても良い試合だったと思う。素晴らしいチーム同士の対戦で、お互いにベストの守備でね。ジャッジにボルピー、アーシェラと。ブリトーも良かったし、キャニングもとても良かった。ジャッジに投げた1球はもったいなかったけど、ジャッジはほんの少しのミスでも捉えるからね。ジャッジの相手チームになるのは、なかなか厳しい体験だよ。攻守でゲームを変えられる選手だから。』

-延長で、レンフローのサードゴロの間にトラウトは得点できたのでは?
『MLBでもトップクラスの速さの選手だからね。良いベースランナーでもあるし、高い確率でセーフになっていたんじゃないかと思う。』

【おすすめコーナー2】

今日も名門ヤンキースと激しい試合で、負けはしましたが、見ていてドキドキするMLBらしいゲームでしたね!
ところで、ヤンキースのユニフォームには背番号だけで、エンゼルスのように名前が縫い付けられていないことにお気づきになられましたか?
その理由はこちらに詳しく書いてありました! (商品ページにて、試し読みもできます

タイトルのわりに、ヤンキース以外の球団の話や、MLB全体に関わる話も色々と収録されていたので、MLBを見始めたばかりという方にシェアしたい1冊です。

また、その上級編としてはやはり、こちらの1冊でしょうか。マネー・ボールは、もはやテキストブックのような側面もあります。(こちらも試し読みできるみたいです。)

著:マイケル ルイス, 著:中山 宥

明日の先発ピッチャー&おわりに

今日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

明日のエンゼルスの先発投手は、パトリック・サンドバル投手です!開幕後は大谷翔平選手の次戦を投げるローテでしたが、日程や先日の雨で、いよいよローテがミックスになってきました。が、結果的に、明日がサンドバル→明後日が大谷翔平選手と、エンゼルスにとって最も連勝が狙える順番に。

サンドバルはここまで、3試合に投げて防御率1.23ですが、6回を投げ切ったのは1度のみ。前回のレッドソックス戦では守備の乱れに足を引っ張られて、4回途中での悔しい降板でした。明日こそ、7回まで投げ切って自分の力での勝利を勝ち取ってほしいです!

対するヤンキースの先発は、ネストル・コルテス投手!昨年のオールスターにも登場していた、あの変速派の左腕ですね。同じくオールスター選手である大谷翔平選手との、左vs左のバトルも楽しみな1戦。ちなみに、コルテス投手vs大谷翔平選手は、これまで6打席の対戦があり、6打数の1安打とのことです。

コルテス投手は、今シーズンこれまで3試合に登板して、2勝0敗、防御率も2.60。まだ1度も3点以上取られていません。左の好投手同士のマッチアップですね。我らがサンディにとっては、名門相手に、負けられない1戦となりそうです!

最後にここまで読んでくださった、エンゼルスガチ勢の皆さんに向けて書きますが、今日の試合、エンゼルスはよく戦ったとKKは感じました。あのヤンキース相手に、2点リードを許しても追加点を与えなかった。そして、何度もチャンスを潰しながら、それでもなんとかして追いついた。ブルペン陣の働きも見事でしたし、投手陣を盛り立てたナイスプレーの数々も素晴らしかったです。

かなり「強いチームの野球っぽい」試合だったように思うので、あとはやはり、こういう試合を勝ち切ることですよね。たくさん試合は残っていますし、まだまだ希望は捨てずにいたいと思います。まずは明日も勝って、今季4度目のシリーズ勝利を飾って、ホームに戻りましょう!KK

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次