エンゼルスは今日、ホワイトソックスとのシリーズ最終戦に臨みましたが、7-9で敗戦となってしまいました。
今日もまた大谷翔平選手に29号のHRが飛び出て、打線が7点を奪っただけに、先発サンドバルの5回7失点が重くのしかかってしまいました。これでサンドバルは今季7敗目、防御率も4.57となり、WBCの頃の調子がなかなか出て来ません。
本日の記事では、そんな辛い試合から、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)と、次戦の先発投手と注目ポイントのお知らせです。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!
ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)
今日も早速、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。借金2桁のホワイトソックス相手に、なんとしてもシリーズ勝利をしたかっただけに、監督としても悔しいはずの負けになってしまいました。
昨年のように三振が奪えず、バットに軽く当たった打球が外野の前に落ちる、それにイライラして制球が荒れる、という今シーズンのサンドバルあるあるな展開に、ネビン監督も思うところがあったようです。
サンドバルについて、かなり本心で話してくださったように感じましたので、その辺りにも注目しつつ、以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。
-サンドバルについて①、3回の6失点は
『ハードに打たれたボールは少なかった、80マイル以上の打球初速は〜と話すだけなら楽なんだけどね。でも、あの時、自分が気になったのはサンディのボディーラングエッジや、リアクションの方。バットの端で捉えられて、ヒットになったりするのがベースボールだから。引きずらずに、次の打者をアウトにしないといけない。次の打者こそが大事なんだ。そんな話をずっとして来ている。ソフトな当たりのヒットに加えて、四球と死球も6失点の大きな要因だった。』
-サンドバルについて②、4回以降と攻撃陣については
『大量失点の後に立ち直って、4回から6回まで投げ切ってくれた姿は誇りに思う。逆転勝ちのチャンスはくれた。3回までに5点取ったのに、そこから9回まで点を取れないですよ、と試合前に言われたら、ショックを受けるよ。』
-サンドバルのボディーラングエッジに関しては、今後も改善が必要でしょうか?
『そうだね…、うーん、彼は競争したいタイプの選手だし、全てを自分にとって上手くいってほしいと思ってプレーしていると思う。自分達を含めて、みんなそう思っているけどね。でも、やっぱり、「ここは次打者こそが大事だぞ」と言うところで、引きずっている節がある時はある。競争する姿勢は大好きだし、彼が毎日どういう風に頑張っているのかは分かっているよ。でも、あぁいう姿を見せてしまうと、敵チームにとっては有利になる要素の一つになってしまうよね。だから、そこに関する話はして来ているし、これからも改善していけるようにサポートしたい。サンドバルは、そんなことで崩れてしまうのが勿体なさすぎるピッチャーだから。』
-今季のサンドバルは奪三振が取れていないですが、それに関しては
『確かに今日に関しては、追い込んでいたのにそこからフルカウントになって、追い詰められて、というのがあったと思う。ただ、直球はWBC以来1番くらいに良かったとも思った。94マイルとか出ていたしね。それだけ良いボールがあるなら、もう少し上手く使っても良いと思う。ゲームプランだけじゃなく、当日の調子も大切だから。さっきも言ったように、彼は競争者だし、だからこそイラつく場面があるのも分かる。だからこそ、もう一度言うが、次の打者こそが大事なんだ。』
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次戦の先発ピッチャー&注目ポイント
本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!エンゼルスは今日でホワイトソックスとのシリーズを終え、明日からはダイヤモンドバックス戦に臨みます!
次戦のエンゼルスの先発投手は、グリフィン・キャニング投手!
前回はロッキーズ戦に登板し、6回無失点、無四球で勝利投手になりました!
味方打線が歴史的な大量得点を奪った中で、待機時間が長かったにも関わらず集中力を維持していたのは、さすがキャニングとしか言いようがなかったですね!
キャニングは、開幕から2週間後に故障者リストから外れて初先発したので、登板回数が他の先発投手たちよりも数試合少ないのですが、それでも大谷選手に次ぐチーム2位の6勝を記録しています。まさに、彼の安定感を示していますよね!
成績を見てみると、キャニングは、ダイヤモンドバックスの打者とはあまり過去に対戦がありませんでした。調べたところ2020年の9月に1度だけ、ダイヤモンドバックス戦に登板していましたので、それ以来ということになります。
現在ナ・リーグ西地区1位を走るダイヤモンドバックスの強打線との対戦ですが、気負いすぎず、いつも通りの飄々とした投球を見せて欲しいと思います!
そして、対するダイヤモンドバックスの先発は、トミー・ヘンリー投手。25歳の若手左腕で、昨シーズンにMLBデビューを飾ったばかりの、ほぼルーキー投手ですね。
今シーズンの成績は4勝1敗で、防御率4.31、WHIP1.37。奪三振率は5.89と全く高くなく、与四球率3.30もちょうどMLB平均です。
球種の割合としては、直球がおよそ50%で、チェンジアップとカーブが20%ずつ、スライダーが10%と、オーソドックスな左腕タイプだと思います。直球の球速もそこまで速くはないみたい。
ムスタカスやエスコバーが加入してから、ほとんど初めての左腕との対決なので、ネビン監督がどういうラインナップを組んでくるのかにも注目したいですね。明日勝って、なんとか月間15勝に到達しましょう!KK
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