6月22日 Angelsリポート 大谷選手が歴史にまた名を刻む好投!ただ、援護できずに…。

エンゼルスは今日、ドジャースとのシリーズ2戦目に臨んだものの、0-2という連日同じスコアで、残念ながら完封負けでの連敗となってしまいました。

先発した大谷翔平選手は、『対ドジャース戦での12奪三振』というエンゼルスの投手記録を塗り替えたほどの歴史的な好投を見せてくれましたが、それだけに、援護できなかったのが悔やまれます。

本日の記事では、そんな厳しい試合から、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)と、次戦の先発投手と注目ポイントのお知らせです。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!

目次

ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)

今日は早速、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。連日の完封負けを喫し、主力陣が故障で不在の影響の大きさをこれでもかと言うくらいに感じさせられるシリーズになってしまいましたね…。

今日のネビン監督は、そうしたタフな状況についての質問にも、頼もしい回答をされていました。ただ、今日はいつもより相当長めにお話しされていたのが、個人的には少し気になっています。やはりネビン監督も心のどこかで、フラストレーションが溜まっているのかもしれません。

その辺りにも注目しつつ、以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。

(会見の内容はこちらのツイートより引用しています)

-点が取れなかったことについて

『相手の投手陣が良かったね。ブルペンデーということで、他のチームがやっているのも見てきたけど。毎打席違う投手と対戦して点を取るのは難しい。単に事実としてね。数字的にもそうだ。でも、チャンスはあった。ブルペンデーと分かっていたので、用意していた良いマッチアップも作れたんだけど、うまく行かなかった。』

(おそらく、マッチアップとはレンフローの代打のことだと思われます。)

-レンヒーフォのホームでのタッチアウトについて

『ペラルタのことは昔からよく知っている。指導していたこともあるんだ。大好きな選手だが、あんな送球を決めるのはあんまり無い選手なんだけど(苦笑)。ウィル・スミスも、昨日と同様に素晴らしいキャッチをホームで見せたね。昨日も今日も、ゲームを変えてしまうプレーだった。シリーズ開始前に、ドジャースを2日間で4点に抑えると言われたら、1勝1敗くらいになるんじゃないかと思うけど。まぁ、ベースボールだね。』

-故障の影響については

『ロースターを作る際には、内野手に関しては特に層を厚くしてきた。ケガが起きた時のためにね。でも、ファーストとショートとサードが4日以内に同時に故障してしまうとはね。確かにタフだ。でも、チャンスを得た選手が頑張るしかない。どのチームだって、怪我は乗り越えていかなきゃいけない。オホッピがシーズン開幕後に故障した時と同じだよ。サイスとウォラックの2人のキャッチャーが、素晴らしい働きでカバーしてくれている。内野は、ドゥルーリーしか最初から元気でいてくれている選手はいないけど、試合は続いていくしね。自分たちのゴールは見えていて、チャンスはあるんだから、怪我だって乗り越えて戦うしかない。自分たちのできることをやっていくんだ。選手たちを信じているし、故障者が戻ってくるまでも戦っていくよ。彼らが戻るまで、そんなに長くならないはずだし、その間も十分に戦えると思っている。』

-大谷翔平選手の投球について

『素晴らしかった。事前に渡しているデータも踏まえて、ゲームプランを立てているし、球種のチョイスにはそういうところもあったかも。そういう部分に関しては、彼のことを信じている。あとは、試合の中で良いと思ったボールを使っていくのもあったと思う。なんにせよ、素晴らしい投球だったと思うよ。フリーマンに打たれたボールでさえも、良い球だった。スマートな打者だから、踏み込んできて、外から入るカッターを逆方向に打たれてしまった。あぁいうことができるから、彼はすごい選手なんだ。でも、そうした良い選手が並ぶ上位打線ときっちり対戦したショウヘイは、素晴らしかったね。』

-大谷翔平選手が注目を受けながらでも結果を残していることについて

『自分が彼に最も感動していることは、彼のルーティーンや、準備の部分。色んなことを隅に置いてでも、世界で1番の野球選手になっている。自分は彼の舞台裏も見てきているからね。毎日彼のことを見ている報道陣ばかりでもないと思うが、裏でどういう風に身体のケアをして、心を整えて、という部分が素晴らしいんだよ。睡眠でさえも、試合でベストの結果を出すためにやっているんだ。すごいよ。』

-大谷翔平選手は直球多めでしたね?

『そうだね、先週も少し多めに投げていたと思う。ショウヘイ自身が、直球の制球が効いていると感じている時は、それだけで十分投げれると思う。もちろん他のボールも使いながらね。今日は100マイル(160キロ)の直球でバーガスから三振を取っていたのもあったね。あのイニングは確か、先頭のウィル・スミスを歩かせて、その時は直球が91,92マイルとかだったんだけど。なんとかストライクを投げようとしていて、相手にバランスを取らせまいとしていたんだ。ベンチから見ていて大丈夫かな?と思ったとしても、それはショウヘイが「ピッチング」をしているというだけ。だってその直後にはまた、100マイル投げるんだからね(笑)。』

おすすめコーナー

次戦の先発ピッチャー&注目ポイント

本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

次戦のエンゼルスの先発投手は、パトリック・サンドバル投手です!
前回のロイヤルズ戦では、7回を投げ切って無失点の好投で、1ヶ月以上ぶりの勝利&5連敗から脱出となりました!

サンディ本人も、「ようやくチームの勝利に貢献することができて、嬉しいです。」と喜んでいて、本当に良かったですよね!(未読の方がおられましたら、↓をぜひ!)

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次戦からは、高度が高く、打球が飛びやすいことで有名なコロラドの球場でのロッキーズ戦です。なので、サンディにとっては、連敗という一難が去って、また一難、という感じもありますが、好投を続けることこそが大事なので、期待したいですね!

ロッキーズには、サンディと過去に対戦したことのある選手がほとんどいないので、そういう意味では投げやすいかなぁと思います。OPSが.800前後の主軸打者が、マクマン/ムスタカス/ジョーンズと軒並み左打者なのも、こちらとしてはラッキーですね。

そして、対するロッキーズの先発は、カイル・フリーランド投手。30歳で、そろそろベテランの域に差し掛かってくる左腕です。MLBでは7年目のシーズン。

KKは昔ロッキーズをフォローしていたので、何度も見たことのあるピッチャーですが、かなり良い投手だと思います。イメージとしては、アンダーソンに勢いをつけた投げ方、みたいな感じでしょうか。

左のサイドハンド気味の独特なフォームから、大谷選手と比べても遜色ないくらいエグい変化のスライダー/カーブで、奪三振を奪っている姿が印象的でした。(奪三振率こそ高くはないですが。)

エンゼルスのメンバーの中では、ドゥルーリーとレンフローの、ナ・リーグ経験あるコンビが過去によく対戦しており、ドゥルーリーが打率.429、1HR、レンフローも打率.292、1HRとそれぞれ得意にしているよう。明日も中軸の二人のバットに期待したいと思います!

2試合連続での完封負けはタフでしたが、打高になるコロラドのスタジアムで次のシリーズを戦えるのは、ある意味良いタイミングかもしれませんね!また次のシリーズから、勝利を重ねていきましょう!KK

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