5月18日 Angelsリポート キャニングの日に守備乱れすぎ…。勝率も5割に。

キャニング登板日に、また守備陣がミスを連発。打線も元エンゼルスのプロスペクトでもあったブラディッシュを全く打ち崩せず、トラウトのHRの1点のみに終わってしまいました。

1-3。キャニングの後、久々に登板したバリアも頑張ってくれただけに、勿体ない敗戦で、勝率も5割に戻ってしまいました。

本日の記事では、今日もそんな悔しい試合から、試合後コメント翻訳紹介も含めたキャニングの特集と、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)。そして、最後には次戦の先発投手と注目ポイントもお知らせします。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!

目次

先発したキャニング特集(試合後会見コメント翻訳&成績紹介)

またキャニングが先発した日に、守備のミスが相次いでしまいました…。初回から、レンフローとドゥルーリーのお見合いのような形でのフライの落球。2回にはウォードがレフトライナーの処理を誤ってしまい、無死3塁に。↓

その後も、フレイジャーのバントをアーシェラがファンブルしたり、ウォラックがパスボールしたことでストライクがボール判定になったり…。あげるとキリがありません。

Jeff Fletcher記者の記事によると、試合後のキャニングは以下のように語ったそうです。

-今日の登板について

『今日はボールが良かったと感じましたし、ずっとアタックできているように思いました。良くなっているように感じ続けていますし、ただ結果に繋がっていないだけだと思います。』

-良い結果を得るためには何が必要ですか?

『ボールを守備陣が守っているところに打たせること、ですね。』

とのことでした。この記事でも、毎回毎回キャニング登板時の守備陣に苦言を呈して来ましたが、アンダーソンの四球問題と同じで、正直に言って、いつまで繰り返すんだという感じです。

ずっと好投を続けて来てくれているキャニングに、こうしたコメントをさせてしまうのが心苦しいですよね…。逆に、それでも大人な対応を続ける彼は素晴らしいです。

今日のキャニングの結果としては、5回と3分の1を投げて、被安打9で3失点。シーズントータルでは防御率が6.14となっていますが、実際の投球はこの数字よりもよっぽど良いと思います。下記のネビン監督のコーナーでも触れていますが、今日も6回2失点になっていておかしくない内容でした。

故障を乗り越えて、MLBに帰ってきたキャニング。ずっと頑張ってくれていますので、次回こそは攻守で援護して、勝利をつけてあげたいです!

(本章のキャニングの試合後コメントは、Jeff Fletcher記者の記事より、コメント部分のみ引用しました。英語版の記事もぜひ、読んでみてくださいね!・Jeff Fletcher記者『Angels’ hitters come up empty in loss to Orioles』Orange County Register)

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ネビン監督の試合後会見翻訳紹介

さて、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。今日は打線が、オリオールズ先発のブラディッシュ相手に4安打と沈黙し、更にはまた、キャニング登板日に守備の乱れが出る苦しい展開。

さすがのネビン監督も、キャニング登板時の守備に関してコメントをされておられました。その辺りにも注目しつつ、以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。

-久々のHRもあったトラウトについて

『よく捉えたよね。今日は全体的に、ボールがあまり飛んでいなかった。109マイルくらいの打球初速だったんだけど、ムリンズにギリギリ捕られそうになったね。その後の打席でのセンターフライも、ちょっと捉え損ねたくらいだったし、今日は良い打席を重ねていたと思う。』

-キャニングは今シーズン1番の調子だったでしょうか?

『うん、今日は良かったね。6回2失点で終えられる可能性もあった。ダブルプレーを取りきれなかったり、他にも守備や、審判の判定で球数が増えてしまった。』

-キャニングの守備はとても良いですが、秘訣はなんでしょうか?

『しっかり練習して来ているのがまず1つかな。良いアスリートだよ。実は、キャニングは子どもの頃に、自分の息子と一緒のチームでショートを守っていたんだ。今も練習をしっかりしているしね。ダブルプレーが取りきれずに失点を増やしたり、守備陣が彼を助けきれていないのが残念だけど。でも、ネトがショートフライを捕ったプレーは、自分が今まで見て来たショートのプレーの中でも、トップクラスの守備だったかもしれないね。』

-オリオールズの先発ブラディッシュについて

『とても良かった。元々エンゼルスのプロスペクトだったわけだけど。良いボールを投げているし、真ん中には全く投げていなかった。トラウトがHRにした球でさえ、悪いボールではなかったからね。次の打席でギリギリ打ち損じたのも同様。しっかり捉えた当たり自体が少なかったし、そもそもブラディッシュがチャンスを与えてくれなかった。攻撃陣はなんとか頑張っていたが、今日は彼が良かったということだね。』

-ウォードのレフトでの落球について

『なんとか捕ろうとしていた。ウォードは素晴らしい守備を見せてくれて来ているし、成績的にはMLBでもトップクラスだ。とにかく捕ろうとして、ギリギリのところで厳しいと気付いて、ブロックしようとしたんだと思う。ボールが飛んでいってしまったが、それが失点に繋がらなかったのはラッキーだった。』

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次戦の先発ピッチャー&おわりに

本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

明日のエンゼルスの先発投手は、タイラー・アンダーソン投手!
前回はガーディアンズ相手に登板し、回の頭から四球を出して失点する流れをまた2度、繰り返してしまいました。

成績としては6回を投げて3失点と、試合を作ってくれてはいます。ですが、かなり期待の高い先発投手としてFAで獲得したからには、それ以上の働きを期待してしまうもの。明日こそは昨年の彼のような投球を見せてくれることを期待します。

そして、対するオリオールズの先発は、タイラー・ウェルズ投手。28歳の右腕で、MLBは3シーズン目です。昨年は23試合に先発して7勝7敗、防御率4.25と、そんなにパッとしない成績でした。

ですが、今シーズンは3勝1敗で、防御率2.68。1イニングあたりに出した走者の平均数WHIPは、0.72と素晴らしい成績を残しています。前回の登板でもパイレーツを相手に7回を投げて被安打1で零封したとのこと。

ただし、ウェルズ投手のここまでの登板を見ていると、若干被本塁打が多い印象を受けたので、トラウタニだけでなく、レンフローやモニアックのHRに期待したいと思います!KK

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