7月23日 Angelsリポート 完封負けで連勝ストップ。キャベッジのゲッツーをどう見る?!

0-3。今日のエンゼルスは、再三あったチャンスを1度も活かすことができず、完封負け。連勝も4でストップとなってしまいました。

敗戦投手はデトマーズで、今シーズン7敗目。5回まで投げて、アウト15個のうち奪三振が9なので、必然的に球数が多くなるのは仕方ありません。が、5回に1失点で踏ん張りきれず、2点目まで許してしまったのが、今日の試合にとっては痛かったですね…。

本日の記事では、そんな悔しい試合から、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)と、次戦の先発投手と注目ポイントのお知らせです。本日もぜひ最後まで、ご覧ください。

目次

ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)

さて、今日は久しぶりに、ネビン監督の試合後コメントのご紹介からスタートです。

連勝ストップとはなってしまいましたが、最後の最後まで分からない展開だっただけに、監督もスイッチオンのモードで試合についてたくさん語ってくださいました。

特に、9回のキャベッジの打席の戦術についてのご解説は非常に勉強になると思います。ぜひ、その辺りにも注目しつつ、以下本日も、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。

(会見の内容はこちらのツイートより引用しています)

-4回の攻撃について、チャンスがありましたが

『序盤はなかなか走者も出なかったが、あの回は無死満塁でね。そして、サイスの打球も良かった。あぁなると2塁走者にはタフだよ。ベースから10フィート離れていて、108マイルの打球が飛んで。守備陣にもタフだったと思うが。そして、その後にも点が取れなかったよね。直後の5回に2点を取られてしまったから、ターニングポイントかと聞かれたら、そうだったと思う。』

-今日のデトマーズについては

『三振が多かったね。そうなると、球数も多くなってしまう。あとは、やっぱり早いカウントでアウトを取らないとね。0-2から、2-2にして、三振を取らなきゃいけないと決まっているわけではないから。彼も分かっていて、なんとかしようと頑張っているけど。若い投手だし、まだ学習段階だと言うことは言い続けてきた。だが、やっぱり、効果的なボールを投げられるようにならないとね。あとは、あんまり普段、先発投手の勝ち星の数にあんまり言及しないけど、まだたった2勝なのは、そこに理由があるよね。素晴らしいボールを投げていて、8月でたった2勝と言うのは少なすぎる。奪三振数の取り方や、アウトを取り方を学んでいるし、それに少し時間がかかっていると言うこと。でも、いずれは、試合の終盤まで投げ切れる投手になるよ。そうした問題をなくせればね、だってボールが良いんだから。MLBでもトップクラスなくらいだ。』

-5回の、サンタナの打席では、チェックスイングの微妙な判定もありましたが、それで流れが変わったでしょうか?

『そうだね、微妙なチェックスイングが2回あったのは確かだ。1回目では、そのおかげでデトマーズの投球数が9球増えた。サンタナの打席では、0-2か、1-1、どちらのカウントかによって違ったとは思う。でも、サンタナへの初球は低かったしボールにも見えたから、どのみち1-1だったと思うね。審判を責めることはしないし、ウチの投手が必要な時にしっかりボールを投げ込む必要があると言うこと。』

-降板後のデトマーズや、三振した後の大谷翔平選手もイラつきをあらわにする姿が見えていましたが、トレードデッドラインが近づいている影響もありますでしょうか?

『No。それだけ試合に勝ちたいと思っていると言うこと。そう言う姿に関して、問題と思ったことはない。行き過ぎない限りで、感情を出すのは普通のこと。心配してないよ。』

-キャベッジの9回の打席、相手のクローザーはストライクが投げられていなかったですが、待てのサインは考えなかったですか?

『2-0のカウントで、待て?満塁で、彼がHRを打った場合はサヨナラの場面だよ?No(苦笑)。全く考えなかった。3-0のカウントでも振ってるよ。あぁいう良いクローザーが相手だったわけだし、良いボールがあるんだから、それが最初で最後のチャンスかもしれない。打席の流れを振り返っても、ストレートを振りに行っていた。追い込まれると、変化球やスプリッターがあるし、よっぽど浮いてこない限りは打てるボールじゃない。だからこそ、相手のクローザーはあれだけ良い成績を残しているんだ。だからこそ、直球が来たら振りに行かないと。実際にそうしたわけだし、ぎりぎり仕留め損ねてしまったが、ほんの少しタイミングが違えば、全然違う会話を今頃していたかも。だからこそ、待ては考えなかった。攻撃陣にはアグレッシブでいて欲しいんだ。ゾーン内のボールを振っていくことで、今の、リーグでも上位の成績を残せている。最近も、そのおかげで素晴らしい攻撃ができているんだからね。』

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次戦の先発ピッチャー&注目ポイント

本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

明日のエンゼルスの先発投手は、タイラー・アンダーソン投手です!
前回はアストロズ戦に登板して、まさかの3回1失点で降板となってしまいました。

トレーナーがマウンドに行ったりしていたので、脚が攣ったのではないかとも報じられていましたが、アクシデントに関わらず、3回までで球数85球という苦しい投球でもありました。明日こそリベンジの好投として欲しいところです。

前回登板した日は、夕方試合開始のゲームでしたが、明日の試合はデーゲームになりますので、打球もより飛びやすくなりますし、体調面にも前回以上に気を遣う必要が出てきますね。

アンダーソンは2021年のシーズンの前半、パイレーツに所属していたので、明日は古巣との試合でもあります。ぜひ、カッコ良い姿を見せてくれることを期待したいと思います。

そして、対するパイレーツの先発は、ミッチ・ケラー投手。27歳、MLB5シーズン目の中堅の右腕です。

今シーズンの成績はここまで、9勝5敗。防御率3.73ですが、WHIPは1.16、奪三振率も9.51と非常に良い成績を残しています。パイレーツの勝ち頭なので、対エース戦になりますね。

被打率も.229と低く、四球もあまり出さない成績になっています。直球の他に、カットボールとスライダー、カーブを多用するようなので、入ってくる変化球になる左打者も打ちづらいかもしれません。

明日がパイレーツとのシリーズは最終戦で、またオフが控えていますので、なんとしても勝って、今後に望みを繋ぎたいところです!負けられない試合ですので、全力で応援していきましょう!KK

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