エンゼルスは今日、敵地コロラドでロッキーズとのシリーズ初戦に臨みましたが、4-7で逆転負けを喫してしまいました…。
5回に、大谷翔平選手とトラウトが2者連続HRを打って、通算29回目のトラウタニ弾で勝ち越しただけに、そのリードを守りきれなかったのが悔やまれます。逆転されてしまったブルペンだけでなく、チャンスを活かしきれなかった攻撃陣、そして守備にも課題が残る試合でしたね。
本日の記事では、そんな厳しい試合から、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)と、次戦の先発投手と注目ポイントのお知らせです。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!
ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)
今日も早速、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。今週2度目のオフ日を挟んでリフレッシュし、挑むロッキーズとのシリーズ。
初戦をキッチリ勝ちたいところでしたが、8回に逆転負けという結果になってしまい、ネビン監督も少し凹んでおられるように見えました。
言葉に詰まったり、同じことを2度言ったりされていたので、やはり監督にもキツい試合だったんだなぁと。ただ、しっかりと一つ一つの質問には答えておられましたので、監督なりの今日の試合の振り返り方が分かり、興味深かったです。
その辺りにも注目しつつ、以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。
-この球場では何が起こるか分からないですね?
『そうだね。この球場では、残塁していてはいけない。チャンスは何回かあったんだけどね、トラウトとショウヘイがHR打った後や、ベラスケスが良く四球を選んだ後とか。あそこでダブルプレーになってしまったのは痛かった。上位打線に回ってきたから点を取らないと、と考えていた。この球場では、なかなか突き放すということはできないけど、勝つために十分な点数が取れなかった。』
(注:結局ベラスケスの盗塁だったのかどうか、詳細には言及がありませんでした)
-ベラスケスの守備でのミスについて
『まだリプレイを見てないから詳細は分からない。送球が低かったし、ダブルプレーが取れたとは思わないけど、1つアウトが取れていればまた違う展開になっていた。次の打者へのアプローチがね。リプレイを見てないから確実なことは言えないが、ベラスケスなら常に決めてくれるようなプレーに見えたのは確かだ。』
-ピッチタイマー違反について
『ウォラックはタイムを取ったと言っていた。審判はそれが聞こえていなかったと。ちゃんと手を上にあげないとね。でも、審判も含めて、みんなが集中していないといけない。自分はその時ピッチャーを見ていたから、何があったのか分からないんだけどね。タフだった。』
-エスコバーの加入について
『経験があって、長い間MLBでプレーしてきている選手だからね。いろんなことを乗り越えてきていると思う。関係者たちから、彼のことを褒めるメッセージがいくつか来ているよ。良い人物で、勝ちたいと思う競争者だと。彼が来てくれるのを楽しみにしている。起用法についてはまたチームで考えるよ。』
-サンドバルについてはどうでしたか?
『素晴らしかったと思った。彼の成長についてはずっと話してきているし、正直話し疲れたくらい。それくらい、成長して安定しているMLBのピッチャーになっていると思う。ただ、最初の2イニングはなかなかイライラするものだったと思うけどね。ハードに打たれた訳でもないのもあったから。そう言うのを乗り越えて、6回まで行ってくれた。6回にはまた、振り遅れた打球がライン上に落ちたりしてね。あそこで交代させるしかなかったが、それでも良いボールを投げていたと思ったよ。ブルペンが抑え切ってくれると信じていたが、今日は上手くいかなかった。』
-大谷翔平選手の打席での活躍について
『ショウヘイは芯で捉え続けているね。フィールドの全てを使っている。もっと打席に立って欲しいと思わせるような存在だよ。』
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次戦の先発ピッチャー&注目ポイント
本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
次戦のエンゼルスの先発投手は、グリフィン・キャニング投手です!
Mr.安定感のキャニングは、前回のロイヤルズ戦でも、6回を投げ切って2失点の好投でした!打球が伸びやすいデーゲームで、HRを1本浴びての2失点で、被安打自体はたった3本だったので、いつも通りのナイスピッチングだったと思います。
ただし、そのHRがキャニングにとっては弱点であることもまた事実で、特に打球が飛びやすいコロラドでの試合なので、心配しています。今シーズンのMLBの平均被本塁打率は1.2(9イニング投げると平均1.2本打たれると言う意味)ですが、キャニングは1.67と言うかなり高い数字が残っています。
幸いロッキーズには、キャニングと過去に対戦がない選手が多いので、球筋等は見慣れていないと思いますが、今日満塁弾を打ったディアスや、その前を打つマクマンにはやはり注意して欲しいと思います。
そして、対するロッキーズの先発は、チェイス・アンダーソン投手。35歳のベテラン右腕で、MLB10シーズン目を迎えています。
ロッキーズは彼にとって7球団目で、かなり色んなチームを渡り歩いてきている投手ですが、2017年には12勝4敗、防御率2.74という素晴らしい数字を残したことも。
ですが、ここ数シーズンはかなり不調が続いているようです。前回登板のブレーブス戦でも4回途中7失点KOを喰らっていますので、明日も連日のトラウタニ弾に期待ですね。
初戦を落とし3連敗になってしまい、少し落ち込みムードですが、明日からまた勝っていけば問題ありません!しっかりシリーズを勝利していくことが大事なので、気落ちしすぎずに、明日も応援していきましょう!KK