先発サンドバルが今日も頑張って6回2失点で試合を作り、後を受けたウェブとループも無失点。今日も投手陣は頑張ってくれましたが、打線が散発5安打で、今シーズン初めての完封負けを喫してしまいました…。
0-2。7回には、2死2塁からトラウトが敬遠され、大谷翔平選手との勝負で、結果は三振。9回にも、1打逆転サヨナラのチャンスが訪れますが、今度はトラウトが内野フライに打ち取られ、大事な好機をトラウタニで逃す悔しい敗戦となってしまいました。
本日の記事では、ネビン監督の特集(試合後会見翻訳紹介)と、次シリーズの先発投手&注目ポイントのご紹介です。本日もぜひ最後まで、ご覧ください!
ネビン監督の特集章(試合後会見翻訳紹介)
本日も早速、ネビン監督の試合後コメントのご紹介です。3連勝でレッドソックスをスイープした後に、3連敗でマーリンズにスイープされる、感情のジェットコースターのような展開。ですが、ネビン監督は今日も比較的落ち着いたコメントをされていました。
特にレンフローについての質問への、とても長い回答では、監督本人が自分にも言い聞かせるような言葉にも聞こえたような。
チャンスでのトラウタニの凡退も含めて、監督はどのように振り返られたのでしょうか。以下、本日もぜひ、ネビン監督の会見の様子に目を通してみてください。
-投手陣の頑張りについて
『ウェブが素晴らしい仕事をしてくれた。ループが良い登板を見せてくれたのも良かったね。勝つチャンスをくれた。この3日間、投手陣は勝つためによく頑張ってくれたと思う。』
-トラウタニが、本人たちが思うような活躍ができなかったことについて
『こういうことだってある。彼らの心配はしていない。不調を乗り越えて、おかしいくらいの活躍をまたしてくれる。偶然2人とも、彼らのベストの状態ではないかもしれないけど…。でも、最後にはトラウトの一打に勝利をかける場面には持っていけたし、そういう場面で次は打ってくれると期待している。』
-3連勝の後の3連敗で遠征に向かいますが、チームの勢いについて心配されていますか?
『そんなにかな。今から飛行機に乗って、この敗戦も置いていけば、過去のことになる。このホームで続いたシリーズでは、勝った数の方が多いのに、こういう終わり方になってしまってもちろん悔しいよ。ただ、良いチーム相手に最初の2シリーズでは良く戦えた。今週末に関しては、ベストのプレーができなかったということ。』
-レンフローのオフについて
『途中出場で、2打席良い打席だったと思うよ。1打席目はアンラッキーだったが、2打席目の9回はすごく良い当たりだった。時には、最初の6・7イニングだけでもベンチで落ち着いて、試合を見ることも良いんだよ。座って見ていると、ベースボールがイージーに見える時があるだろう?でも、実際はイージーではない。「なんで〇〇は、こうしないんだ?」って思ったりさ。自分もそういう風なトラップにかからないように気をつけている。ベンチでも観客席でも、報道席でも、そんな風に感じるのは分かっているからね。だからこそ、1歩引いて、落ち着いてみるのも大事だね。スランプの選手にはベンチで試合を見て、ゆっくり落ち着いてもらいたい。レンフローはここまですごく頑張ってきてくれているし、今日の2打席も良かったから、また期待しているよ。』
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次戦の先発ピッチャー&注目ポイント
本日もここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!明日からはまた遠征で、シカゴでホワイトソックスとのシリーズです!
明日のエンゼルスの先発投手は、グリフィン・キャニング投手!
前回のレッドソックス戦の好投は、皆さん誰も忘れていないはずですよね!7回2安打無失点。間違いなく今シーズン1の好投でしたし、あれこそがキャニングのポテンシャルなんだろうと感じました。
今までのような5回や6回を投げての交代ではなく、これからはキャニングには7回まで投げ切る好投を期待していきたいと思います。ホワイトソックスは大幅に負け越しているチームなので、それくらいの期待をしても良いはず。
過去に対戦が多い選手も少ないので、苦手意識のある選手もいないだろうし、あとは明日の調子次第でしょうか。
そして、対するホワイトソックスの先発は、マイケル・コパック投手。27歳、MLBデビューして4年目の右腕で、先発としては2シーズン目ですね。今シーズンの成績は10試合に登板して3勝4敗、防御率4.24です。
もう少し掘り下げておくと、投げたイニング数が57.1で、奪三振数はそれを上回る60個。WHIP(1イニングあたりに出した走者の平均数)も1.22と、この辺りは普通に良い数字ですね。
シーズン開始からしばらくはかなり不調で、1試合で5本や4本のHRを浴びたり、四球を5つや6つ出したりとバタついていたようなのですが、直近2試合で8回1安打無失点⇨7回2安打無失点と好投を続けてきています。良い流れで投げさせてはいけないので、初回から球数を増やしていくことが大切ですね。
勝つ時もあれば、負ける時もあるのがベースボールの世界。ファンとしても気持ちを切り替えて、また明日からのシリーズを楽しんでいきましょう!KK