さて!3月31日、とうとうエンゼルスの開幕戦の日がやってきました!
WBCの熱狂がまだ冷めず、大谷翔平選手とエンゼルスがどんなシーズンを送るのか、日本中が注目する中でのスタート。本日の記事では、今日の試合から知っておくべき、注目ポイントを挙げた後、試合後の会見からトラウト選手のコメントやネビン監督のコメントを翻訳して紹介します!
今日の試合の注目ポイント
大谷翔平選手、ナイスピッチング!
もう、言う必要もないと思いますが、素晴らしい投球でした!ファンの期待を裏切らないところがさすが!
今日の大谷翔平選手は、6イニングを投げて、被安打はたったの2で、奪三振は10個。
特にすごかったのは、この試合ほぼ唯一のピンチを迎えた4回。1アウト2塁3塁から、アスレチックスの5番・6番を連続三振に切ります!
ツイートでも書いていますが、これには現地の放送局で解説を務めるグービーさんも大興奮。なんとも面白い例えで、大谷翔平選手の活躍を表現してくださいました(笑)。
6回まで投げて、93球。エンゼルスがリードの状態で、マウンドを降りた大谷翔平選手。打者としてもヒットを1本見せてくれました!
なお、エンゼルスは、8回からマウンドに上がったループがアスレチックス打線に捕まり、逆転負け。。開幕第1戦、大谷翔平選手は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたものの、リリーフ陣がリードを守れず、昨年と似たような形での敗戦となってしまったのは、残念な限りです。
レンフローのスーパーキャッチ
今日の試合から、絶対見逃せないのがこのプレー!↓
正直、適当に手を出したら入ったと言わんばかりのプレーでしたが、今年1のプレーになる可能性もあるくらいの、素晴らしいキャッチでした!
新加入のレンフロー、トラウトと似ていること以外あまり話題になっていませんでしたが、これで多くの日本のファンにも覚えてもらえたことだと思います!
オホッピの活躍
今日、大谷選手のキャッチャーを務め、先制点(そして唯一の得点…)を奪ってくれたオホッピにも触れない訳にはいけませんね。
2回には、ファウルフライを見失って落球してしまうシーンもあったオホッピですが、ピッチコム(サインを出すための機械)の不調への対応、そして大谷選手がたくさん今日投じていたスプリッターのキャッチングなど、ほぼルーキーなのに、素晴らしい開幕戦だったと思います。
まずは、故障者リスト入りしているスタッシが戻ってくるまで、しっかりとホームを守り通してくれることに期待したいですね!
ちなみに、エンゼルスの番記者Valenzuelaさんが、試合前にオホッピに、「今日大谷翔平選手に期待することは?」と尋ねたところ、
「大谷翔平らしいプレーをしてくれること。」
とオホッピは答えていたそうです!まさにその通りになったのではないでしょうか?
[おすすめコーナー]
DM等で聞かれる事が多い、KKが先日インスタにアップした写真で着ていた大谷翔平選手のパーカーはこちらです!裏起毛ではなく、温度に合わせて腕を捲ったりして調整できるので気に入っていて、この春ずっと着ています。おすすめです〜。
試合後会見より、トラウト選手のコメント翻訳紹介
さて、以下では、今日の試合後の会見から、トラウト選手のコメントを紹介します!
-今日の打席について
「ベースボールだよね。芯で捉えたけれど、捕られる時は捕られるので。打席での感覚は良かったです。」
-開幕戦がこういう形に
「初戦だからね。次、勝とう。チャンスはあったし、正面に飛んだのも多かった。」
-大谷翔平選手についてどう感じましたか?
『2、3塁になってからがすごかった。「支配的」から「全く打てない」に進化したよね。93マイルくらいのスプリッター。あれはエグいし、打てない。それに、次の打者には101マイルを投げるんだから。よく投げてくれたし、勝てなくて残念。』
-レンフローのスーパーキャッチについて
「あんなの見た事ないや(笑)。自分の角度からは、何が起きてるのかわからなかった。とにかくグローブを出したって感じだったよね。ベンチでリプレイを見たけど、すごかった。」
とのことでした。普段、トラウト選手はあまり饒舌なタイプではないのですが、大谷翔平選手について語るときは、いつもよりたくさんの言葉で説明してくれていたので、それだけすごいと思ったということでしょうか。WBCのすごい頂上決戦から、チームメイトに戻った2人。これからも注目を浴びていくと思いますし、今シーズンどんな成績を残してくれるのかも楽しみですね!
試合後会見より、ネビン監督のコメント翻訳紹介
ここからは、今日の試合後の会見から、ネビン監督のコメントを紹介します!
-今日の試合について
「もっと点は取れるようになると思う。心配はしてないよ。開幕戦だしね、野球はこういう風になる時だってあるよ。これからバットが振れるようになってくるだろうし。」
-大谷翔平選手について
「4回のピンチでより気持ちを入れての、連続三振は大きかった。球速も上がっていたし、ギアを上げられる能力があるから。今夜もとても素晴らしかった。首脳陣として良いと思う球数だったので、あのタイミングで交代させた。」
-ブルペン陣について
「ハーゲットは素晴らしかった。ループとテペラも悪くはなかったと思う。ループは1人目の打者にラッキーなヒットを打たれてしまったし。ループからしたら、2ストライクからケンプに打たれてしまったボールは、取り返したいと思うだろうね。テペラは、良いスライダーを投げたけど、ディアズに上手く外野に落とされてしまった。でも、彼らを信頼しているし、これからも任せていくよ。」
-レンフローのスーパーキャッチについて
「ああいう風に捕れとはコーチしてないんだけどね(笑)。リプレイを見ていたら、ボールがナックルみたいになって飛んできたんだと思う。左打者相手に、左に回って捕るってことは普段あまり起きないんだけどね。素晴らしいプレーだったし、レンフローは守備が上手だからね。」
-大谷翔平選手のヒットについて、シフトがないですが
「ああいうヒットはこれからたくさん見ると思う。昨年までだったら、アウトだっただろうしね。このルールは好きだよ。だけど、攻撃時には良くても、守備時にはマイナスだから。今日は、そうしたルール変更を上手く活かすチャンスはなかったね。」
[おすすめコーナー2]
オフシーズンの間に、本をたくさん読む時間が取れました!その中から、おすすめの本を以下に挙げておきます。
上2冊は、上手に翻訳されていて、とても読みやすい上に大谷選手の歩みを振り返れて、良かったです!
また、大谷選手だけじゃなく、メジャーリーグ自体に興味が湧いてきたと言う方におすすめなのはこちらの本。アストロズが、チームを作り上げるまでが、ストーリー仕立てになっており、一気に読むことができました。今のMLBについて、深く理解したいと言う方には、必読の内容です↓
おわりに
開幕戦は残念ながら、勝利とはなりませんでした。が、昨年同様に、ワクワクしたりドキドキしたり、楽しい瞬間はいくつもありましたね!
2試合目以降も、もっと楽しんでいきたいと思います。次戦は、なんと相手の先発投手が藤浪晋太郎選手。こちらは、メキシコ代表で素晴らしい投球を見せてくれた、サンドバルが先発です!次こそ、1勝目をあげましょう!Go Halos!KK