4月3日 Dodgerリポート ブルペンデーでもきっちり勝利!ムーキーはビーストモード!

5-4。1番から9番までどこからでも点が取れる、との前評判通りの活躍を今日も攻撃陣が見せてくれたドジャースが、3連勝となりました!

3年連続2桁勝利の相手先発ウェブを連打で打ち砕き、4回途中でKOしたのは見事でしたし、今季初めてのブルペンデーでも登板した投手全員が頑張って投げ抜いてくれました!

本日の記事では、連勝で嬉しい勝利試合を、活躍した選手たちのコメントの翻訳も踏まえつつ振り返りたいと思います!

目次

今日のキー・プレイヤー①ムーキー・ベッツ

まず取り上げるのは、今日はこの人、ムーキー・ベッツ選手です!

初回からヒットで出塁し盗塁を決め、フリーマンのヒットで先制のホームを踏んだムーキー。それだけでなく、3回には早くも今季5号のHRをレフトスタンドに打ち込み、MLBトップに再び躍り出ました!

試合直後のヒーローインタビューでは、ムーキーは以下のように語っていましたよ!

(インタビューの内容はこちらのポストより抜粋し、引用しています)

-1500安打達成ですよ!どうお感じですか?

「長くプレーしてきたんだなって感じるね(笑)。スーパークールだよ。チームの勝利の助けになれて嬉しい。」

-今シーズン既に5本目ですが、成功の秘訣は?

「どうだろね、最後の2打席が酷かったから、まずはそこを直さないと。あとは、勝利を求めてプレーしていくだけ。チームみんなが、自分のことを考えずに、とにかく勝利に向かっている。そう言う風にできていると、全てが上手く回り始めるように思うな。」

-攻撃陣の破壊力について、どう描写しますか?

「27アウト全部を取らなきゃいけないのが野球。1回だろうが9回だろうが関係なく、投手がボールを投げ切って、更に守備陣も良い守備をしないといけない。気が抜けないんだよ。それを相手に強いているのが、今の打線だと思う。」

-ブルペンも素晴らしかったですね

「グレイトだよ。ヤーブローがたくさんのイニングを投げてくれたし、ブルペン全体はずっと調子が良い。戦っていく上で大きな存在だし、彼らだけじゃなく、チーム全体が完成されているから。毎日戦っていくだけだね。」

-今年が、ベッツにとってはキャリアでも最高のスタートなのでは?

「多分そうだね!いつもはスロースタートだから。こういう風にできて嬉しいし、でも長いシーズンだから、続けていかないとね。」

とのことでした!フランクなんだけど、語る内容がとてもしっかりしているのが彼の特徴ですよね。

これだけ好調をキープできているにも関わらず、最後の2打席の反省をまず述べるところに、彼らしさが表れていると思いました。彼にとって1番大事なのは勝つことで、個人成績は関係ないんだと。

ムーキーとフレディが毎日これだけ活躍してくれているので、明日こそ我らがショーにも1本出るように期待しています。「ベッタニマン」もしくは「ビッグ3」の3連続HRも、今季のどこかで見てみたいですよね!

今日のキー・プレイヤー②エバン・フィリップス

次に取り上げるのは、今シーズン初のイニング跨ぎでのセーブをしっかり成功してくれた、クローザーのエバン・フィリップス投手です!

試合後の会見では、以下のように語っていました!

-4アウトセーブ成功でしたが、いつから用意を?

「8回の開始から、少し動き始めてたよ。今日はブルペンゲームだからね。グローブが8回に2つアウトを取ってくれたのがとても大きかった。1球でアウトが取れたし、その後も9回に向けてベンチでも可能な限り準備していた。準備して、自分の名前が呼ばれるのを待つだけだね。」

-8回から行って、9回をベンチで待つ感覚は?

「正直に答えると、変ではあるよ。いつもと違うからね。でも、大したことじゃないと捉えて、攻撃陣を見守りながら可能な限り落ち着いてね。3アウトになったら、また自分の仕事をするだけだよ。」

-8回に1球でアウトが取れたのは大きかったですか?

「何球でも、その後に待つ時間が難しいんだよ。どうしようか考えたけど、チームメイトを応援しながら待って、3アウトになって自分の名前が呼ばれれば、自分の仕事をするだけだから。」

とのことでした!意外と(?)、たくさんお話しししてくれる方なんだなぁと思いました。昨年エンゼルスのクローザーだったエステベスとはまた違う人柄ですが、芯がしっかりしていると言う点では共通しているのかもしれませんね。

振り返ってみると、韓国で初セーブを上げた後にも、フィリップスはルーティンの重要性を説いていました。今日も攻撃を待つ時間についてかなり語っていたので、準備をすごく大事にしているクローザーなんだなぁと改めて感じます。次回以降も、鉄壁の守護神の活躍に期待しておきましょう!

ロバーツ監督語録のコーナー

最後に、ドジャーズのロバーツ監督の試合後コメントを紹介しておきたいと思います!

気分の良い3連勝を飾った指揮官は、以下のように語っておられました。

(会見の内容はこちらのポストより抜粋し、引用しています)

-今日の試合について

「相手先発がウェブの時は常にタフになのに、今日は攻撃陣が素晴らしい仕事をしてくれた。投手陣も、ブレイジャーの連投でのオープナーでスタートして、ヤーブローにも頑張ってもらった。しっかり試合を作ってくれたし、最後はガス欠だったけど、最小失点でね。グローブもほぼ2イニング投げてくれた。可能ならフィリップスに4アウトセーブは、今の時期にはあまりさせたくないことなんだけど、ウェブ相手に勝てそうなら勝ちに行かないと。そういう意味でも、期待に応えてくれて良かった。」

-下位打線の頑張りについて

「グレイトだよ。こういう層の厚さを期待しているから。みんなが良い打席を重ねてくれた。アウトマンは最近も良いスイングができていて、あとは運だと思っていた。今日はライナー制の打球が出たね。ラックスにもようやくヒットが出て、2四球で、打線が繋がった。キーケもね。タフなウェブ相手に、とても大きなヒットだった。あとは、走塁面でも良かった試合だった。4回に、ファーストライナーが出た時、テオスカがしっかり戻ってくれたおかげで、イニングの勢いが続いたから。全体的に良くプレーできた試合だったよ。」

-ブルペンゲームの考え方について

「相手がウェブだから、こちらの投手が誰でもタフになると思っていた。そこまでブルペンに余裕があったわけではないから、可能な限り長いイニングを任せないといけなかったし、ちょっと不安になるのは当然のこと。勝ちパターンの投手を負けてしまう試合で使うのは避けたいし、そういう考えもあった中で、こうして勝てたのは大きい。明日がグラスノーで、同地区のライバル相手に3連勝できるかもしれない、と言うのは特にグッドだね。」

とのことでした!それにしても、今日もどの質問に対しても答えが長かったです(笑)。

ただ、この辺りの監督の説明を聞いていると、ヤーブローはかなり引っ張ったのに、8回にはスパッとフィリップスに変えた理由がなんとなく見えてきますよね。結果論ですが、勝てたから全て良しのナイス継投ではないでしょうか。

グラテロルなど、ブルペン陣のキーとなるはずの投手がまだ故障者リストに入っている中で、連戦でのやりくりを考えるのもきっと大変なことだと思います。明日はグラスノー以降をどう言う風に繋ぐのか、注目しておきましょう!

著:週刊ベースボール編集部

おわりに(KKより一言)

さてさて、本日も記事をご覧くださった皆さん、ありがとうございました!

今日も素晴らしい展開で、相変わらず勝てるチームの野球をドジャースは見せてくれていますよね。ブルペンデーであっても、落ち着いて、その時々の状況に合ったプレーを重ねていく強さは、何一つ変わっていませんでした。

ただ、いくらチームが勝っていても、やっぱり大谷選手に当たりが出ないと寂しく感じてしまうのも正直なところ。連戦最終日となる明日こそ、どうにか1本出ますように!(KK)

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